【登場人物】
北野 もえか（17）：
体重98kg、3次元より2.5次元派。推しに貢ぐためにコンビニでバイト中。語尾が「〜ッス」か「〜でござる」か迷いがち。笑い声は「ﾃﾞｭﾌﾌﾌ」。
両親：
うっかりふるさと納税で高級コスメをゲットしてしまった真面目夫婦。
バイト先の男たち：
何も知らずに“覚醒もえか”に惹かれていく愚かな羊たち。
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【第1章：ﾃﾞｭﾌﾌﾌ、美容液でバフ盛りじゃ〜〜！】
その日、母が取り出したふるさと納税返礼品は──
＼ 高級コスメ・肌うるおいセット（2万円相当）！／
母「何これ！お米は！？A5和牛は！？」
もえか「ﾃﾞｭﾌﾌﾌ……これはつまり、神の啓示…！推し活は顔面から入るべきと…！」
推しを想いながら、美容液を4プッシュ。
「重ね塗りは、重ね愛──ﾃﾞｭﾌﾌﾌ！」
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【第2章：バフ盛れ肌にメンズがログイン】
翌朝、鏡を見たもえか──
「ぬわッッ！？この毛穴レス…まるで2D美少女ｩ！！」
バイト先では…
大地くん「えっ…今日めっちゃ透明感あるっすね」
店長「肌のキメ…まるで高級和紙……」
冴子「ちょっと教えて。何使ってんの？ﾃﾞｭﾌじゃなくて、コスメの名前を！」
もえか「ふるさと納税でござるよ？ﾃﾞｭﾌﾌﾌ…！」
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【第3章：ガチ恋されても困るでござる（※ﾃﾞｭﾌ）】
次第に、もえかへの扱いが変わり始める。
・冷蔵庫に「もえか様専用プリン」
・出勤すると「今日もお肌が女神ッスね」
・帰り道に「駅まで送りますよ？」
もえか「うむ…これはまさかのリアル逆ハーレムルートか…ﾃﾞｭﾌﾌﾌ」
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【第4章：重ねるのは愛と化粧水】
その夜、ふたたび美容液をバシャバシャ。
「これはもう…推しより尊い自分でござるな…ﾃﾞｭﾌ…」
Twitter（現X）に投稿
> 『バイト先の男子が私の肌に課金したいとか言い出した件ｗｗｗ
#ふるさと納税 #課金は正義 #デブでもバフ盛れ #ﾃﾞｭﾌﾌﾌ』
→ いいね1万超え、自治体公式からRT。
【エンディング：課金から始まるモテ期】
気づけば体重は92kgに（なぜか痩せた）
「男子が差し入れしてくれるから、もうコンビニ飯で済まなくなったんだよね…ﾃﾞｭﾌﾌﾌ…」
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【教訓】
> デブでもキモオタでも、課金と保湿は世界を救う。
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