第1話:「あの赤を、彼が見てた。」
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繁華街のカフェテラス。
夏の夕方とはいえ、まだ照り返しがきつい。
私はいつものように、アイスラテを手にしていた。
リモートワークの帰り、ふらっと立ち寄っただけ。
なのに、彼がいた。
——元彼。
2年ぶり。
まさかこんな場所で再会するなんて。
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隣には女の人がいた。
白のブラウスにベージュのリップ。
誰が見ても“ちゃんとした大人の彼女”って感じ。
彼女は笑ってた。彼も、笑ってた。
見たことのない表情で。
私は、さっき化粧室で塗り直したリップを思い出した。
それは、少し深みのある赤。
> 可愛いとか、きれいとかじゃなくて、
“自信のある女”を作る色だった。
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「……まあ、別に関係ないし」
そう言いかけたとき、
彼が、こっちを見た。
ほんの一瞬。
でも、目が合った。
目線が——私の唇に落ちた。
それだけで、なんだか勝った気がした。
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彼女のベージュは、確かに上品だった。
でも、この赤は、“忘れられない色”。
そう思わせてくれたのは、
きっと、このリップのおかげ。
> 恋は終わっても、
私の“今”は、この唇にちゃんと宿ってる。
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肌なじみは抜群。でも存在感は薄めかも?
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📅 次回予告|第2話:すれ違いざまに、残り香で勝った
街角で香る“記憶のフレグランス”。
次の恋を動かしたのは、香りの余韻。

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